【広島からフルリモート】入社して3か月のデザインディレクターに聞いてみた!
こんにちは、note編集部の草薙です。
弥生では、仕事とプライベートの両立を支援する人事制度があり、自分にあう働き方を選べる環境作りを進めています。働く場所と時間の自由度をあげるために、2020年にリモートワーク、2022年1月にフレックスタイムが導入されました。
弥生のさまざまな働き方を伝えられればと思い、マーケティング部のなかでフルリモート第一号の石岡さんに話を伺いました。2022年9月1日に入社した石岡さんは広島市在住で、フルリモートで勤務しています。そんな石岡さんの1日の働き方や、工夫していることなど、根掘り葉掘り聞いてみました!
面接を通じて、弥生の印象がいい感じに変化していきました
――まずは弥生に入社する前のお仕事について教えてください。
石岡:ずっとキャリアの軸を“デザイン”に置いて、チラシの制作会社、世界展開する大手量販店、スタートアップ企業などに勤めていました。職場はいずれも広島県内で、出社前提の勤務形態でした。
――転職するにあたって、こだわったことは何でしたか?
石岡:社会に対して影響力を持つリーディングカンパニーであることを重視しました。以前、県内では大手と言われる部類の会社に勤めていたので、それ以上の規模となると県外の会社を検討するしかなく、必然的にフルリモートで就業できることを条件にしました。ほかにも検討した会社がいくつかありますが、どこもフルリモートが可能なところです。妻も広島で働いているので、働く場所は変えずに転職したいと考えていました。
――それで弥生に出合ったのですね。実際弥生のイメージってどうでしたか?
石岡:転職エージェントからは“動きが少なく安定した会社”と聞いていました。今まで小売りやベンチャーなど比較的動きの激しい会社にいたので、どうかなと思っていたのですが、面接などで実際に社員の方にお会いしてみると、思った以上に変化に富んでいることが分かり、印象が変わりました。
――面接の中で印象が変わったのですね。
石岡:はい!色んな会社とお会いし、それぞれの会社で特徴はありましたが、特に弥生の場合はどの部署の、どの役職の人でも、その方の人柄を感じる面接でした。さらに、会社のミッションやビジョンについて語る言葉は、どなたも重なる部分があり、インナーブランディング面での一体感を感じました。
――働いている人を通して会社を見ていたのですね。入社してからはどうですか?
石岡:社内の人も優しいというか、皆丁寧に接してくれること。例えば、今までの職場では、抽象的な案件を自分でなんとかしていくスタイルの仕事が多かったのですが、弥生では背景や意図などをしっかり説明してくれます。おかげでアウトプットが大幅にずれることがなく、すごくやりやすいです。
フルリモートでも常にコミュニケーションが取れる状態なので困りません
――入社後は、どのようなお仕事をしていますか。
石岡:マーケティング部 ブランドコミュニケーションチームで、主に弥生のホームページの運用や内容のリニューアルなどを行っています。今後はさらに、リテールの店頭販促や各種デザインガイドラインを用いたアウトプットの仕組み化、新しいサービスのロゴ開発などのクリエイティブも行っていく予定です。
――1日の仕事の流れを教えてください。
石岡:午前中はオンラインで各チームの朝会に参加し、情報共有をメインに行います。午後もプロジェクト案件のミーティングやベンダーさんとのやりとりでほぼ埋まっています。ミーティングの合間が1時間以上あく日はあまりないですね。ですから、仕事について考えたり資料をつくったりするのは午前9時から10時や、やりとりが落ち着く午後6時以降の1~2時間を活用しています。
――考える時間の確保も意識されているのですね!オンライン中心のお仕事には慣れましたか。
石岡:やること自体はそう変わりません。かつては対面で行っていたことがオンラインになったという違いがあるだけです。オンラインが中心だとコミュニケーションがとりにくくなると思っていましたが、弥生の場合、会社全体にSlackが導入されているので、短時間のミーティングを入れたり、5名以上関係する場合はメールで相談事をしたりと使い分けができて助かっています。
――逆に、やりにくいことはありますか。
石岡:大人数になると難しい部分はあります。例えば10人くらいで集まってミーティングをするようなとき、画面の向こうの空気感がわかりづらいことがあります。空気を見てその場で話を変えていくことができないので、対面より緊張している気がします。
――空気感がわからないというのはオンラインミーティングではよく言われますね。そのような場合の対策などありますか?
石岡:そういったときは、事前のシミュレーションを大切にしています。日々のやりとりの中での細かい確認や合意形成をしておくように心掛けているので、事前に準備しておくウエイトは以前に比べて増えていると思います!
――東京のメンバーとはリアルで会うことはありますか。
石岡:入社後すぐに、1週間ほど東京本社に出張しました。そこで、いろいろな人と顔合わせの場を意図的にセッティングしてもらったことは、とても有難かったですね。その後も月1回のペースで東京に行ったり、上司が広島に来てくれたこともあります。フルリモート勤務でも実際に顔を合わせた事があるかないかの違いは大きいなと感じています。
――広島には営業所もあります。交流されていますか。
石岡:営業所の方にご飯に誘ってもらうことはあります。オフに話ができる機会はとても貴重ですし、公私においてプラスだと思っています。東京のチームの懇親会もオンラインで行いましたし、思っていたほど距離は感じていませんね。
働き方に関係なくいいものができる、そういう形をつくっていきたい
――フルリモート勤務をスタートしてみて感じるメリットは何ですか。
石岡:通勤がないことで今まで片道40分かかっていた時間を活用できるようになったことです。また、フレックスタイムも使うことで、平日の私用を済ませたいときなども、時間のやりくりができるようになりました。
――逆に、デメリットは感じますか。
石岡:個人的に運動不足が気になっています!1週間まったく家から出ていないこともあったので、さすがにまずいと思い、スタンディングデスクに変えました(笑)。通勤時間がなくなった分、散歩に出かけたりして意識的に体を動かすようにしています。
――コミュニケーションの面ではどうですか。
石岡:先ほども少し触れましたが、入社と同時にフルリモートだったので、相手の業務状況が見えず、気軽に「30分時間をください」と申し出るのを躊躇してしまうところがありました。とはいえ、それで仕事を止めるわけにはいかないし、関係性もこれから積み上げいく段階という事実は変わらないので、聞くんですけど…いざ聞いてみるとみんな嫌な顔ひとつせず、丁寧に教えてくださって、感謝です!
――こういう環境があるといいなと、というリクエストはありますか。
石岡:例えば、Slackで独り言をつぶやけるようなインサイドチャンネルがあって、それを見たほかの社員の人とオープンなコミュニケーションができるといいですね。入社年が同じ中途入社者同士が集まる横のつながり、リーダーやOJT担当が参加する縦のつながり、部署をまたいだ斜めのつながりなども自然にできるような気がします。とはいえ、現在でもずいぶん気にかけてもらっているので、特に困っていないですね。
――石岡さんは、どんな活躍をしていきたいと考えていますか。
石岡:これまでもデザインを軸に、広報やマーケティングなどの領域で仕事の幅を広げてきたので、弥生でもさまざまな分野をまたいだ仕事をやっていきたいですね!今後、新しいサービスのロゴ開発やブランド広告などをやっていく計画があり、それにはクリエイターだけでなくいろいろな人が関わりながら進めていくことになります。それがフルリモートだからやりづらいと言われないようにしたい。働き方に関係なく、いいものができる、そういう形をつくっていきたいと思います。
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