山小屋に泊まり、岩場に挑戦!山歩部1泊2日「八ヶ岳遠征」
こんにちは、山歩部の島田です。
山歩部とは、弥生の社員親睦会のひとつで、山歩き・山登り好きが集まって、同僚との親睦を深めることを目的に活動しています。
これまで山歩部では、「日の出山」(東京都青梅市)や「鳴虫山」(栃木県日光市)といった関東近郊の登山スポットを中心に、ハイキングを楽しんできました。
そして、第3回は「八ヶ岳」で1泊2日の本格登山を実施しました。
メンバーみんなが楽しく充実した時間を過ごせるように、山歩部らしく緻密に計画を練って迎えた当日。
今回は、山歩部の紹介と「八ヶ岳遠征」における事前準備から当日までの様子をメンバーの声と共にお伝えします!
:この記事を書いた人
山歩部の誕生秘話
山歩部が生まれたのは2023年。同期入社の張さんと伊藤さんが「ゆる系まったりハイキング」を楽しむ親睦会として発足したのがきっかけです。
弥生が顧客体験を大事にしているのと同様に、山歩部も参加者体験を大事にし、リピート率をKPIとしているので、そのための企画・準備も抜かりありません。毎回準備段階からメンバーで協力し合い、真剣に企画・作戦会議をするなど、みんなが思い切り山を楽しめるように準備を重ねています。
その結果、当日の活動が最高に楽しいものになるのはもちろん、山で生まれる交流をきっかけに、部署を超えたフランクな関係が生まれ、仕事の相談も気軽にできるようになるという嬉しい効果が得られています。
事前準備は、徹底的なリサーチが大切!
今回は、山歩部の中心メンバーである張さん・伊藤さん、八ヶ岳に詳しい飯田さんを中心に、いざ企画!
「八ヶ岳に行きたいなぁ。」のぼんやりとした思いから、「どの山が皆に合っているか?」「このルートの期待値は?」など、さまざまな視点から案を出し合い、絞り込んだ4つの候補をメンバーのドラフトにかけます。
結果、どのプランも拮抗しましたが、最終的に選ばれたのは「1泊2日プラン(初級~中級)」でした。
ここからは、飯田さんによる徹底的なリサーチが行われました。
まず、遠征の満足度を左右する宿泊先は、飯田さんおすすめの「間違いない」山小屋を確保。
また、〆モノが美味しい飲食店は総合満足度が高いように、何事も〆が大事......ということで登山の〆=温泉についても徹底調査。さらには休日の駐車場の混み具合までも調べ上げ、快適なプランが作られていきました。
事前準備を徹底する山歩部。集合場所から山までの移動車両のメンバー調整 など、細かい部分の最終すり合わせも怠りません。
飯田さんから、過去八ヶ岳に登った時のおすすめ装備の共有も!
初日は、現地集合!
「霧ヶ峰高原・天狗岳」について
張さん:各地から様々な交通手段を駆使して茅野駅で集合し、ウォーミングアップのコース「車山高原~霧ヶ峰ハイキング」に向けて出発しました。
作戦会議の時には、「霧ヶ峰の最高峰である標高1925mの車山の山頂からは、見渡す限りの大自然・360度のパノラマが広がっている!」
「手の届きそうなところにある八ヶ岳連峰、また北・中央・南の各アルプス、浅間連山の連峰、はるか彼方に富士山など名だたる山々を見渡すことができる!」とのことですが、あいにくの天気で”霧雨ヶ峰”でした。
またリベンジしたいですね。
山小屋で愉快な夜
霧ヶ峰下山後は飯田さんおススメの山小屋「唐沢鉱泉」へ行きました。
温泉を堪能した後は、絶品ジビエでパワーチャージ~💪
登山スタート!
前日の雨で天気が心配でしたが、晴天に恵まれ、第3回も絶好の登山日和となりました。
それぞれ無理のないペースで、ハイペース”イケイケ”ウルフチームと”ゆっくり”象さんチームに分かれて進行していきました。
雰囲気のある苔むした山道を歩いたり、朝8時の山の空気は澄んでいてさわやかでした!
飯田さん:標高2416mの展望台、ここは最高の「ととのいスペース」でした。急登を上がって火照った体が尾根の空気に冷やされて、まさに山の上のサウナ 何度も登った天狗岳ですがこのような発見ははじめて。
みなさんと登れたからこそ、新たな八ヶ岳の魅力に気が付きました。このご縁に感謝です。
張さん:山頂の手前にたどり着いたところ、想像以上に本格的な岩場にやや圧倒されましたけど、登り始めると案外楽しい!とテンションが上がってしまい(私だけかもしれないが)、ロッククライミングに夢中していました。
山頂までのラストスパートに集中力切れないようにファイト~💪
登頂!
岩場を超えて登頂!厳しい岩場を乗り越えた分、達成感もひとしおです。
ランチタイム
これで終わりではありません!次の山頂に向けて腹ごなしします。
宿で準備してもらったお弁当やカップ麺など、それぞれお気に入りの山頂メシを頂きました~!山頂で食べるカップ麺は格別ですよね🥤
第二の山頂へ
第二の山頂、東天狗まで登りました!
福谷さん:行く前は天狗岳の写真を見てびびっていましたが、 みなさんのお陰で無事に初ロッククライミングを登りきることができました。
登るときは必死で精いっぱいでしたが、振り返ると楽しかった思い出でまた行きたくなっているのが山の魅力なのだろうなと。
下山途中
伊藤:山頂~黒百合ヒュッテまでの木道。前日の雨で苔むした木道は滑りやすかったものの、木道脇のきれいな水たまりで癒された気持ちで1枚パシャリ!
下山後
黒百合ヒュッテでは名物のビーフシチューをいただきました。山を存分に楽しみ、おいしいものを沢山食べて、大満足な山行でした!
編集後記
初の宿泊を伴う山行でしたが、下山までトラブルなく楽しめて一安心。メンバーと一緒にちょっとしんどい岩場を乗り超えたり、山小屋で美味しいものを食べたりと、関係性が深まる良い時間となりました!
これも徹底した事前準備があってこそ。弥生のお客さまの視点に立って丁寧にものづくりする姿勢は、親睦会でも発揮されています。
これからも山歩部では参加者体験を大切に、楽しく活動していきます!