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自走するチームで絶賛成長中! 強みを活かし、エンジニア&PMとして過ごす充実した日々

2021年5月に弥生に入社し、モバイルアプリの開発エンジニア、プロジェクトマネージャーとして活躍する古藤 衣里子さん。所属するモバイルチームを「一人ひとりが自走しているチーム」と語り、主体性の高いメンバーに囲まれ多くの刺激と学びを得ています。

前職で、エンジニアとして10年のキャリアを積んでいた古藤さんは、「安定した環境で、もっと成長したい」と弥生への転職を決めました。入社して1年半が経ち、モバイルチームでどのように成長できているか、そして仕事のどこにやりがいを感じているか伺いました。

エンジニアとしてのキャリアを見つめ直して決めた転職

ーまずは、古藤さんの所属部署と担当する仕事について教えてください。
弥生には2021年5月に入社し、開発本部システム開発部モバイルチームに所属しています。最初はエンジニアとしてスマホアプリの開発に携わり、2022年10月からはプロジェクトマネージャー(以降PM)としても仕事をしています。
モバイルチームは10人程度が所属しており、「弥生会計 オンライン」「弥生 申告」「弥生 レシート取込アプリ」など、さまざまなモバイルアプリを開発するチームです。それぞれのアプリに対して、エンジニアとしてコードを書いたり、PMとして設計や外部エンジニアを含めたプロジェクト管理をしたり、コードレビューを行ったりと、さまざまな関わり方をしています。

モバイルチームはさまざまなモバイルアプリを開発しています

ー幅広い役割を担っているのですね。弥生に入社する前は何をされていたのですか?
弥生に入る前は、エンジニアとしてキャリアを積んできました。新卒入社した会社がエンジニアの派遣などを行っており、さまざまなクライアントのもとで開発を行っていたんです。10年ほどその会社で働き、前半の5年間はモバイルアプリ中心に、後半の5年間は車載アプリの開発に携わっていました。

ー車載アプリというのは珍しいですね。モバイルアプリの開発とは違う点があるのでしょうか?
全然違いますね。例えば、エンジンに関わるアプリはミスが許されませんので、しっかりと要件定義をして、厳密な開発工程が求められます。モバイルアプリは小さく作って、改良を加えるという流れが一般的かと思いますので、考え方の大きく異なる二種類の開発を経験してきたとも言えます。

ーなるほど。そうした経験を経た上で、転職を決めた背景を教えてください。
大きかったのは、キャリアを積むにつれて管理やマネジメント寄りの業務が増えてきたことです。マネジメントがしたくないわけではないのですが、エンジニアとしても仕事を続けたいという思いは持っていました。

また、仕事量も多く、負荷のかかる働き方もしていたので、改めて自分のこれからのキャリアを見直したいと思ったのが転職を決意したきっかけです。

ミッションや人材育成の方針に惹かれ第一候補に

ー弥生が転職先の候補にあがったのはどうしてでしょう?
正直に言うと、転職エージェントの方に勧められたのがきっかけです。会社名を聞いても、最初はピンとこなかったことを覚えています。しかし、いろいろと調べるうちに、弥生の持つ「日本の中小企業、個人事業主、起業家の事業を支える社会的基盤(インフラ)になる」という、社会的価値を感じやすいミッションに共感できたこと。そして安定した事業を持ちながら、成長を続けている会社であったことを知り、第一候補として考えるようになりました。

それから面談を重ねていく中で、弥生の社員の方の人柄に惹かれていったのも大きかったです。よく覚えているのは、面談の中で私から「どのように人材の育成を考えていますか」と聞いたときに、「相手の目指す方向を聞きながら、希望に沿えるようにフォローしていきます」と答えていただいたことです。私自身、まだ成長をしたいと考えていましたし、こちらの希望も踏まえた社員教育を考えていることを知って、「ここで働きたい」という気持ちが大きくなりました。

ー実際に入社しての印象はいかがですか?
私が所属しているモバイルチームは子会社だった「Misoca」の社員が多く在籍していることもあり、ベンチャー企業のような風土を持っています。ですので、弥生が持つ安定した印象とはいい意味で違い、日々刺激を受けています。もちろん、前職までの会社とも大きく雰囲気は違います。

特に印象的だったのが、一人ひとりが自走して仕事に取り組んでいることです。10人程度と少人数なのですが、一人ひとりが自分で考え、高い裁量を持って働いているので、多くの役割も担っています。その分、高い成果も出せるチームなのかなと感じました。

ーこれまでの仕事の仕方とも大きく違っている、と。
そうですね。前職ではマネージャーも務めたと言いましたが、メンバーにしっかりと指示を出さないと仕事が回らないという状況でした。それが、モバイルチームは誰かの指示を待つことなく仕事を進めており、素直に「すごいな」と感心しました。

大きく環境が変わるも毎日の1on1で不安はなし

ーいきなり環境が変わり馴染むのに苦労はしませんでしたか?
いえ、全く苦労はしませんでした。というのも、入社してからすぐに人事リーダーと呼ばれる役割の方が毎日1on1をしてくれて、困りごとや不安な点、これからどういう仕事をしていきたいか、という話をじっくり聞いてくれたんです。毎日10分程度ですが、対話をする機会があったことで、心理的にはかなり安定していました。モバイルチームはフルリモートでもあるのですが、コミュニケーションを頻繁に取れたので、その点においても不安はなかったです。

それから、周りのメンバーからも何かを強制するような雰囲気は一切なかったのも、ありがたかったです。ミーティングなどでは、最初なかなか意見が言えず、みなさんの議論を見ているだけのことも多かったんです。そんなときでも、無理強いをせずに、暖かく見守ってくれる雰囲気がありました。時々私が意見を出したときも、「なるほど、そういう意見もあるよね」と受け入れてくれました。ですので、特にストレスはなく、日々学びと刺激を受けながら少しずつ慣れていくことができましたね。

人事リーダーとは?
開発本部では、人事ライン・ファンクションラインの2軸の体制をとっており、人事ラインのリーダーを意味します。

人事ライン
・評価、勤怠のライン。
・人にフォーカスしたマネジメントを行う
 (例:キャリア達成に向けた1on1、評価など)
ファンクションライン
・開発本部として必要な機能に関するライン
・ファンクション目標の達成にフォーカスしたマネジメントを行う
(例:製品開発プロジェクト、本部内施策など)

ーいい雰囲気が伝わってくるエピソードですね。入社後はどのような仕事を担当したのでしょう?
ちょうど入社したときに、「弥生 電子署名アプリ」という新しいアプリを開発するタイミングだったんです。さきほどの1on1の場で、「エンジニアとして仕事をしたい」という話はしていたので、「いい機会だから、古藤さんに開発に関わってもらいましょう」と仕事を任せていただけました。いきなり、新規アプリの開発という希望していた仕事に携われたのも、早く馴染めた1つの要因だったと思います。無事に開発を終えることができ、成功体験を得られたのもよかったですね。

周りをフォローするサーバントリーダーシップが自分の強み

ー現在は、エンジニアに加えPMとしての仕事も行っています。それぞれの仕事でのやりがいをどのように感じていますか?
エンジニアとしては、ただ指示されたものを作るのではなく、ユーザーにとっていいものを作る、ということを大事にしていますし、そこにやりがいを感じています。最適なUI/UXを目指し、設計からボタンの配置といった細かいところまで考えながら、実装して形にしていくのは楽しいですね。もともと、ものづくりをしたいと思ってエンジニアになったこともあり、今はものを作る楽しさを多く実感できています。

PMとしては、チームとしてどのような体制で開発に臨めばベストなパフォーマンスを発揮できるかに力を入れています。モバイルアプリは内製で作る場合と、外部のエンジニアさんにお願いする場合があるのですが、仕上がりのクオリティにどうしてもばらつきが出てしまいます。同じモバイルチームが作ったモバイルアプリでも、片方はストアでの評価が高く、片方はネガティブなフィードバックをもらっていることもある。こうした状況を改善するために、いい評価を受けているアプリの開発方法や機能などを他のアプリに横展開できるような仕組みを構築しようと、今いろいろと考えているところです。

ーチーム体制のことまで考えているんですね。すでにリーダーとしての意識も持っているように思います。
そうですね。そうした意識が生まれたのも、自走するチームで働けているからこそだと思います。一人ひとりがそれぞれのリーダーシップを発揮しているようなチームですから。

とはいえ、私はみんなを引っ張るようなリーダーではなく、周りのみんなをフォローするようなサーバントリーダータイプだと思っています。チーム内でこういうところを調整すれば、みんなもっと働きやすくなるだろうなとか、仕事の質があがるだろうな、というところを考えるのが向いていると思っているんです。今はそうした仕組みづくりに力を入れ始めたところです。

最大の成長は「ユーザーのためになっているか」という視点を得られたこと

ーエンジニアとしても、PMとしても充実して働けていることがよく伝わってきます。弥生を選んだ理由に「成長したい」という点もありましたが、振り返ってみていかがでしょうか?
間違いなく成長はできていますね。これまでの話でもわかるように、モバイルチームのみなさんと共に働くだけでも、多くの刺激と学びを得ています。それから、弥生では頻繁に社内勉強会が行われており、参加する度にいい発見があるんです。

特に、「もくテク」という勉強会では、各チームからいろいろな人が登壇し、1つのテーマでライトニングトークを行います。私も一度「弥生のテックリードとは?」といったテーマで発表を行いました。インプットだけでなく、アウトプットもする場があることでより成長を実感できます。「勉強しなきゃ」と肩に力を入れなくても、学びを得られる環境が揃っている会社でもあるかなと思います。

もくテク「教えて!テックリード」

ー弥生に入社して、ここが一番成長したと思えるところはありますか?
「ユーザーのために」という意識を強く持てるようになったことは、自分自身変化したところだと感じています。というのも、モバイルチームのみんなは議論の中でよく「それってユーザーのためになる?」「ユーザーのために必要なのは何かな?」といったことを話すんですね。こうした議論を重ねることで、自分の中でも「ユーザーのために」という視点で物事を考える習慣がついたように思います。

技術力ももちろん大切ですが、それをユーザーのために使えなかったら意味がありません。こうしたシンプルながらも本質的な考え方を身につけられたのは、とてもよかったですね。

「こういう仕事がしたい」という希望を持つエンジニアに来てほしい

ー今後はどのような仕事に挑戦していきたいですか?
先程お話した、PMとしてアプリのクオリティのばらつきをなくすためのチーム体制づくりには力をいれていきたいです。

あとは、モバイルアプリにとらわれすぎることなく、「ユーザーのために」なることなら何でも挑戦したいと思っています。モバイルチームだから、モバイルにこだわるのではなく、「ユーザーのために」なることにこだわる。こうした意識を持ちながら、新しい挑戦を続けていきたいです。

ーどのようなエンジニアが弥生にマッチするでしょうか?
自分の強みを知り、活かしたいという指針がある方は活躍できると思います。特にモバイルチームでは、自分の強みを活かして、自走して働けるエンジニアの方はより早く活躍いただけるはずです。

ただ、今そうした働き方ができていないからといって、諦めてはほしくないです。私自身も前職までは指示がある前提で仕事をしていましたから。何よりも、希望を持って、成長したい、こういう仕事をしたいという挑戦心を持っていることが大切だと思います。それがあれば、1on1などを通じてこの会社で活躍できる場を用意してくれるはずです。

それから、最新技術に興味がある方だと楽しく働けるかなと思います。モバイルチームでは、全体ミーティングの中で最新技術についての情報交換を頻繁に行っています。すぐ使うかどうかは別として、そうした情報をキャッチアップしておくことで、いざ必要なときにスピーディーに動けます。新しい技術に強い興味のある方は、マッチする可能性は高いかと思います。

自走するチームで活躍したい、成長したいという方はぜひ応募してください。一緒に働けるのを楽しみにしています!

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