再生回数3000万突破!弥生のWeb CM「ブルー、独立する。」はどのようにして生まれたのか?
弥生のWeb CM「ブルー、独立する。 起業・開業ナビ」篇(40秒Ver.)(YouTube動画)が公開から2ヵ月で再生回数3000万回を突破しました!
広告として配信しているので純粋な比較はできないのですが、3000万回という数字を、昨年YouTubeが発表した「2023年日本の YouTube 年間ランキング発表」のランキングと比較して見てみました。
日本トップの動画と比較しても、劇的な再生回数になっている弥生のWeb CM「ブルー、独立する。」篇の制作における裏側を、担当者へのインタビューを交えてご紹介します!
【インタビュイー】
・内藤さん(ダイレクト・セールス&マーケティング本部 クラウド・サービス セールス&マーケティング部)
・髙城さん(パートナービジネス本部 サービス企画部 起業・開業チーム)
なぜ戦隊ヒーロー?なぜブルーが主役?
Web CM「ブルー、独立する。」篇はこうして生まれた!
まずは、今回のWeb CMについてです。どういった目的からWeb CMを作られたんですか?
髙城:「弥生」と聞くと会計ソフトというイメージが強いかと思いますが、起業を考えている人向けに2017年に「弥生のかんたん会社設立」、2021年に「起業・開業ナビ」をリリースしています。これらのサービスとブランド認知向上 に向けて作成したのが目的です。
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内藤:弥生が起業支援をやっている、という認知だけを取るだけではなく、具体的に「どういったサービスを提供しているのか」というのを発信するためには、具体的なことをしっかりと盛り込んだほうが良いと考えていました。また、理解してもらいやすい形で内容を発信したかったので、動画を選びました。配信媒体は、テレビとWebを比較する中で、起業を検討されている方にリーチできるWeb CMでの展開を選びました。
確かに文章だけでは真意が伝わり辛い点もありますよね。Web CM内ではストーリーに合わせたサービス内容の紹介で理解がしやすいです。
ここからは、Web CMのコンセプトについてお聞きしたいのですが、なぜ戦隊ヒーローであるブルーを主人公に立てたのでしょうか?
内藤:戦隊ヒーローであるブルーを選んだ理由としては、大きく2つあります。
1つ目は、弥生のこれまでの資産を体現できるものであるということ。弥生の資産は、これまで会計ソフトメーカーとしての「業務支援領域」で培ってきたブランドに対する「信頼感」「安心感」があると考えています。そういった資産を今回の「起業の領域」にも拡張していきたかったんです。戦隊ヒーローからは、「信頼感」「安心感」を感じやすいと思うんですよね。
2つ目は、戦隊ヒーローの中でのブルーの役割ですね。ブルーって戦隊ヒーローの中でもレッドをサポートするサブリーダー的な感じがあるじゃないですか。そういった役割の人が起業を目指す、というのもストーリー性としていいなと思ったのと、弥生のコーポレートカラーがブルーなのでブルーでいこう!となりました。
髙城:企画段階では、いくつか他の案もありましたね。オリジナルで歌を作るとか、有名な曲を替え歌にするとか(笑)結果としてブルーを主役に立てられて良かったです(笑)ちょっと親しみもありながらもブルーみたいに起業と一見関わりのない人でも起業できます、というのが伝わりやすい内容になったのはすごく良かったなと思っています。
再生回数が3000万回を突破!
広告だけではない「ファン」の力が後押しに?
動画の再生回数が3000万回を超え、多くの人に届いていると思います。一企業のWeb CMではすごい再生回数だと思うのですが、なぜここまで伸びたのでしょうか?
内藤:もちろん企業のWeb CMなので、広告としても出稿していました。
ただ、弥生で過去に配信してきたWeb CMと比べても再生回数は桁違いです。大きな要因としては、戦隊ヒーローをテーマにしたことがあるようです。
髙城:今回ブルーを演じてくださったのは、数多くの戦隊シリーズでスーツアクターをされている浅井宏輔さんです。実際に、弥生にも「ブルーを演じているのは誰ですか?」というお問い合わせも頂いていましたし、ファンの方はスーツ越しでも声や動きで「浅井さんだ!」と気づいてくださったようですね。浅井さんファンの方も多くいらっしゃって、今回のWeb CMを見てくださって嬉しい限りです!
浅井さんが演じていることを弥生公式Xでご紹介させて頂いたところ、引用リプライで嬉しいコメントをたくさんいただきました!
内藤:クリエイティブ面でのヒキもあったのかなとは思います。例えばYouTubeのサムネイルだけ見てみても、画として「なんだ、これは?」「ヒーローが何をするんだ?」のような興味が惹かれるのもあるのかなと。
ちなみに、このnote記事だけでお伝えできる制作時の裏話はありますか?
髙城:そうですね…。正直なところ、制作期間がとても短くて1日ですべての撮影を終えた、というのがあります。本来であれば、撮影日数を分けるべきなのですが、もうスケジュール上どうしようもなく…。
内藤:撮影箇所は全部で7カ所あって、それを1日で撮影ですからね。しかも8月の真夏日に。朝の5時から23時ごろまで撮影しました。さすがに、演じてくださっている浅井さんも終わった後にはぐったりされていた気がします。しかし撮影中は、過酷なスケジュール上でもずっと集中して演じきってくれました。その点を踏まえて改めてWeb CMを見直していただけると浅井さんの凄さがもっと伝わる気がします!
ブルーのその後の活躍が見たい!
今後の展開は?
1日で撮影を終えた、というのは驚きです。今後のブルーの活躍に期待しているのですが続編の予定はあるのでしょうか?
髙城:この場で「あります!」とは言えないのですが、弥生では起業支援に限らず起業後の事業支援もしていて、このままブルーを終わらせるのはもったいないとも思っています。ブルーとともに弥生のサービスもさらに成長させていければと思いますので、乞うご期待!という感じですかね。
内藤:反響もありましたが、ブランディングという面ではまだまだ精査しなければならない点もあります。とはいえ、起業からその先まで支援していけるというのが弥生の強みでもありますし、ブルーだけではなくレッドも出す、とか多様なアイディアは出てきそうです。浅井さんとまたタッグを組めるようにこれから考えていければと思います!
<編集後記>
普段はYouTubeで料理や釣り動画ばかり見ている私ですが、自社の動画の再生回数がすごい数字になっていて驚きのあまり今回の記事を執筆いたしました。
Web CMなので、最終的には自社サービスまで活用してもらうことが大事ではあるのですが、それ以前に「知ってもらう」という認知形成の部分で多くの人に見ていただけたというのは、とても大事なことだと改めて感じています。
次回またブルーの活躍が見れることを、いちファンとして期待するとともに弥生のサービスをより多くの人に知ってもらえるように「チーム弥生」として取り組んでまいります!
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