起業時の課題を“まとめて”解決したい!「起業・開業ナビ」担当者へインタビューしました!
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起業時の課題を“まとめて”解決したい!「起業・開業ナビ」担当者へインタビューしました!

弥生株式会社 公式note
3月31日にサービスを開始した「起業・開業ナビ」は、起業時に必要な手続きやモノ・サービス、情報をWeb上で得ることができる起業支援ポータルサービスです。

サービス立ち上げの中核を担ったマーケティング部ビジネス戦略チームのシニアマネージャー望月さん(左)、担当の高城さん(右)にプロジェクトの裏側を聞きました。

起業に関する課題感が培われたこれまでのキャリア

ーまず最初にお2人のことを教えてください

高城:私は2016年に新卒で弥生に入社しました。入社後は、弥生オンラインのプロモーションを中心に、Webマーケティングを4年間ほど担当しました。

昨年6月にビジネス戦略チームに異動し、起業・開業を支援するプロジェクトを担当することになりました。具体的には、起業家向けの施策を企画から実行までやっています。とくに「弥生会計 オンライン」という起業家向けのプロダクトのマーケティングがメインの業務です。

ー実際に起業家の方とお会いする機会もあるんですか?

高城:弥生オンラインのプロモーション施策の一環で、セミナーを開催したことがあります。その際、セミナーに集まってくださる起業家の方とよくお話しさせていただいていましたね。お話しする中で、起業に関する課題感が培われて、より起業にフォーカスした取り組みをやりたいと思うようになったんです。

ー望月さんはこれまでどんなキャリアを経験されたんですか?

望月:新卒から10年くらいコンサルファームに勤めました。その後、メーカーに転職し、経営企画を経験。

そのあと実は、私自身、起業したんです。2年ほど会社経営を経験しました。そして、弥生へ入社しました。

弥生へ入社後は、新規事業・会計製品の戦略立案から企画マーケティングを3年ほど担当しました。
2019年からはマネージャーとして、事業戦略策定と製品企画の統括をしています。弥生に入ってちょうど5年が経ちました。

望月さんのこれまでのキャリア詳細は以下インタビューでも紹介しています


弥生が起業に特化したポータルサイトをリリースした理由とは

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ー3月31日に新しくリリースした「起業・開業ナビ」のサービス内容について教えてください

高城:起業家の困りごとは多種多様にわたります。ビジネス内容の検討、設備の用意、創業資金の準備、設立手続きなど、事業をスタートするまでにたくさんのステップがあります。それらの起業に必要な情報全般を網羅的に得られるポータルサイトです。

ー起業を決意したあと、そのページを見たら、必要な情報が集約されているんですね!

高城:そうですね、とくに、「何をすればいいかわからない時」に見て、何をすればいいかわかるようにしています。初めて起業される方も多いですから、課題がそもそもわからない人も多いんです。そんな方に気付きを与える、そして課題に気付いたら、解決手段がサイトの中にある、そんなサービスです。

もちろんすべてを弥生だけでは網羅できないので、協業先と提携したサービスを提供しています。

ーこのサービスを開始したきっかけや理由はなんですか?

望月:弥生の想いと世の中のタイミングがちょうど重なったことですね。

弥生のビジョンである、スモールビジネスのあらゆる困りごとを解決する「事業コンシェルジュ」としての想いが根幹としてはあります。
これまでも起業家向けのセミナーを始めとするCSR活動や「弥生会計 オンライン」が1年間無料で使える起業家応援キャンペーンなどを通して支援をしてきました。

ただ、それらは「点」での支援になっていたので、全般を支援することはできませんでした。それは、弥生の目指す「事業コンシェルジュ」とは違います。

頼るところがない、だれに聞けばいいのかわからない、そんな方がまずは弥生を頼りにしてくれるようなポータルサイトを作りたかったんです。

そして今回、起業に関する行政手続きがちょうど変わるタイミングで、商業登記規則が改正され、2021年2月15日から開業の申請がオンラインで行えるようになったんです。起業支援のサービスを開始するいいタイミングと考えました。

ー起業家の方はやはり設立時にも苦労が多いんですね

望月:実際、私も経験していますが、当たり前ですが書類を出すだけでは事業は成立しませんし、やることが多いんですよね。設備を用意したり、税理士など専門家を探したり、やることが多くて何から手を付ければいいかわからず、なかなか準備が進まない人も多いです。

高城:調査結果でも「やり方がわからない」という声が多いです。中小企業白書では、知識・ノウハウがないので断念する人が多いというデータもあるんです。


「起業・開業ナビ」のこだわり

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ー他社の起業支援サービスと比較し、こだわったポイントや強みを教えてください

望月:やはりこだわった点は、起業時の課題を“まとめて”解決したいということですね。

事業者が抱える複数の課題をプラットフォーム上で解決できるものは、会計事務所や行政書士などのオフラインのサービスとしてはあるが、オンラインでのサービスは国内でそんなに多くありません。

だからこそこだわった部分ですね。

ー複数の課題を解決するための情報集約するのは大変だったんじゃないですか?

高城:「起業・開業ナビ」では大きく5つの提供サービスに分けています。その5つの提供サービスの中で、どこまでを弥生自身がやって、どこまでを協業パートナーと連携していくかの見極めは難しかったですね。

弥生だけでは提供できない価値は、協業パートナーを探しながら、形にしていきました。

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「起業・開業ナビ」の5つの提供サービス

ー今回協業パートナーという形でさまざまな企業や金融機関が協力してくださったんですね!

望月:弥生のユーザー層である1~10名くらいのスモールビジネスって、なかなか他の企業や銀行は接点がないようなんです。

さらに起業家向けに事業をするのはコストもかけづらく難しいため、そういった点にもメリットを感じていただいて、快くご協力いただくことができました。


会社のビジョンに立ち戻った「弥生のかんたん会社設立」

ー「起業・開業ナビ」のなかの一つのサービス「弥生のかんたん会社設立」とはどんなサービスですか?

高城:ステップに沿って必要情報の入力を進めるだけで、株式会社設立に必要な書類を自動生成できるサービスです。

通常の起業に必要な手続きは、まず公証役場で定款を認証してもらい定款をもって法務局に登記手続きして、その後に税金を払う手続きは税務署、従業員を雇う場合は労働基準監督署・・・など、それぞれ別の管轄の官公庁へ手続きが必要になります。「弥生のかんたん会社設立」を使えば、必要な書類をまとめて作ることができるんです。

現在「弥生のかんたん会社設立」で提供しているのは、株式会社の書類作成機能のみですが、今後は合同会社にも対応し、さらには、設立書類のオンライン申請に対応し、設立手続きすべてがサービス内で完結する機能を提供予定です!

サービス利用料金も電子定款作成も全部0円で、認証費用などの実費以外はかかりません。お金が入用となる起業時にコストをかけず使うことができます。

ー「弥生のかんたん会社設立」開始にあたり、苦労した点はありますか?

望月:私自身としては、そんなに苦労を感じてはないですね。新しいことをやろうとすると大変なのは当たり前ですし、事前に課題を想定して、対策して、意志を持って進めていきました。

高城:苦労したって言ってくださいよ・・・(笑)

望月:(笑)あえていうなら、「弥生のかんたん会社設立」はビジネスパートナーと製品開発を進めたんですけど、ビジネスパートナーの決定までは大変でしたね。弥生のビジョンに共感してくれるか、うまく一緒に進められるか、昨年の春頃から10社くらい検討しました。代表電話に電話したり、ホームページの問い合わせから連絡したり・・・最終的にリーガルスクリプトさんに巡り合えたのでよかったですね!

ーリーガルスクリプトさんはどんな会社ですか?

望月:法務部門の課題をテクノロジーで解決するLegalTech(リーガルテック)のベンチャー企業です。技術力に優れた会社ですね。

ー昨年の春頃からパートナー企業を探したということでしたが、サービス開始までスピーディーでしたね。共同開発でスピード感が増したのでしょうか

望月:弥生のビジョンである「事業コンシェルジュ」は、弥生単独で達成しようとしているわけではなく、「共有・共生・共創の力」を活かすとしています。今回改めて、ビジョンに立ち戻った結果、パートナーと一緒にスピード感をもってサービス開始までたどり着くことができました。

前提としては、製品力は弥生の強みで、今後も自社開発を大事にしていくべきだと私は考えています。
その一方で、起業に関係するサービスは、従来の弥生の資産である製品と離れたところにあります。そういったところは内製化にこだわらず、今後もパートナーと協力して進めていきたいですね。


日本で起業を考えた方が最初に頼ってくれるサービスへ

高城さんはチーム内で若手だと思うのですが、担当としてプレッシャーはなかったですか?

高城:あったと言えばあったのですが、望月さんが常時フォローしてくださったので、失敗を恐れずに進められました。大きなリスク・課題はすり合わせながら随時進められたので、裁量はあるものの安心感の中自由に動けました!

望月:・・・100点です!(笑)

高城:本当のことですよ!(笑)

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100点スマイルの高城さん

ーサービス開始から約2週間ですが、反響はいかがですか?

高城:カスタマーセンターへ起業にまつわる問い合わせが少しずつ入り始めました。起業のことで悩んだり困ったときに、弥生のことを思い出してもらえるのはすごく嬉しいです。

社内からも反響がありまして、弥生が目指す「あらゆるステップに寄り添う」というビジョンを体現したサービスなので、経営陣の期待も大きいと感じています。リリース日に望月さんから役員にメールを送られたところ、なんと全役員からコメントが返ってきたんですよ!嬉しかったですね。

望月:実は、リリースができなかったときのバージョンのメールも作っていたんですよね。。。成功バージョンを送れてよかったです。(笑)

ー「起業・開業ナビ」は今後拡充予定とのことですが、具体的な構想があれば教えてください

高城:現時点で、公開できる内容は少ないのですが、基本的には5つの提供価値をそれぞれ拡大し、そもそも何をしたらいいかわからない方へのサービスを拡充していきます。
「弥生のかんたん会社設立」では合同会社、オンライン申請への対応、「起業・開業応援パック」も拡充し、より大きな価値を起業家の方に届けていきたいと構想中です。

ーでは、今後の目標を教えてください!

高城:日本で起業を考えた方がまず頼ってくれるサービスにしたいですね。そのために、オンラインだけでなく、パートナーと協業してオフラインでのサービスも増やしたいと思っています。

望月:今後、起業家の「入口」のプラットフォームとして確立していきます。将来的には起業家の90%に使っていただけるサービスにしたいですね!!

ー最後に、これから起業をする予定の方、事業を起こす夢を持っている方へメッセージをお願いします 
 
高城:日本の開業率は海外と比べて低いですが、国としても起業家を増やしていきたい意向があるので、今後は起業しやすくなっていくと思います。
弥生としても起業を目指す方へ、失敗を恐れずに起業できる環境作りに貢献していきたいと考えていますので、よろしくお願いいたします!

望月:「上を向いて、歩くあなたと。」というブランドメッセージに通ずるのですが、起業のフェーズでもスモールビジネスによりよいサービスを提供していきたいですね。外部環境がものすごく変わっている中、事業者からのフィードバックをいただきながら、流行りではなく、流れをつくっていけたらと思っています!

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「起業・開業ナビ」は、起業のことで迷われるお客さまを支えたい、弥生が起業というチャレンジの背中を押す存在でありたいという想いから、パートナーと力を合わせて作り上げたサービスです。

私たちの新たな挑戦は、ここからまたはじまります。
今後もサービスを拡充していきますので、ご期待ください。


ーーずっと気になってたんですけど、望月さん、口の絆創膏、どうされたんですか?

望月:これは・・・愛犬に噛まれました。(笑)

ーー切ない・・・。望月さん、お大事にしてください!お2人とも本日は、ありがとうございました!

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「弥生会計」から始まった弥生は今、「事業コンシェルジュ」として、価値ある新たなサービスを提供する存在になることを、会社のビジョンとして掲げています。私たちの想いをもっと知っていただくために、弥生の副音声的なこぼれ話や裏側をお伝えしていきます。