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変化し続ける弥生に惹かれ入社。今度は自らが“新しい変化”を生み出していく

エンジニア、プロジェクトマネージャーとして豊富な経験を持つ中島隆文さん。2021年2月に弥生に入社後は、弥生の開発本部情報システム部門のPMとして、さまざまなメンバーと協働しながら仕事に取り組む日々を送っています。リモートワークなどを取り入れ、働き方の変化に対応する弥生の社風に惹かれ、転職を決めた中島さん。現在は、基幹システムをリプレイスするプロジェクトに取り組むなど、変化を生む取り組みにも注力しています。そんな中島さんに仕事内容ややりがい、そして求める人物像を伺いました。

リモートワークへの対応など柔軟性に惹かれる

ーまずは、現在携わる業務と所属部署について教えてください。
開発本部のお客さま向けサービスチームに所属し、プロジェクトマネージャー(以下PM)を務めています。具体的には、弥生のさまざまな製品を購入、ご利用いただくためのWEBシステムの改修、運用のためのプロジェクト管理になります。
 
それから、部門を横断する「ローンチプロジェクト」のPMも兼任しています。これは、お客さまの業務を滞らせることなく円滑に製品・サービスを提供するための社内調整を行うために、顧客サービス本部やマーケティング本部、そして我々開発本部などさまざまな役割のメンバーが集まりコミュニケーションを取るプロジェクトです。リリースに際してはもちろん、リリース後も顧客対応やサービスのアップデートなどをどのように行うか、さまざまな視点で議論しながら決めていきます。このプロジェクトの全体的なコミュニケーションコントロールを行うのが私の役目です。
 
あともう1つ、人事リーダーといってメンバーの育成などを目的に、チームのメンター役として、メンバーを支援する役割にも就いています。定期ミーティングや1on1などを通じて、相談事に乗ったり、キャリアや成長支援を行っています。

人事リーダーとは?
開発本部では、人事ライン・ファンクションラインの2軸の体制をとっており、人事ラインのリーダーを意味します。

人事ライン
・評価、勤怠のライン
・人にフォーカスしたマネジメントを行う
(例:キャリア達成に向けた1on1、評価など)
ファンクションライン
・開発本部として必要な機能に関するライン
・ファンクション目標の達成にフォーカスしたマネジメントを行う
(例:製品開発プロジェクト、本部内施策など)

ーいろいろな役割を担っているのですね。弥生に入社する前はどのような仕事をされていたのでしょう?

新卒で入社したのが、エンジニアの派遣や受託開発を行う会社で、約8年間エンジニアとして仕事をしました。最初は簡単な仕事からスタートし、最後にはプロジェクトのリーダーを任されるなどいろいろな経験をしています。
 
その後、求人サイトの運営を行う会社に転職し、エンジニアとしての開発業務に加え、マネージャーとしての仕事も担当しました。人数が少ない会社だったので、セールスと一緒に顧客のもとに出向いてコミュニケーションを取るなど、ビジネスサイドの仕事も経験できました。しばらくしてそのサイトはクローズすることになり、Webクローリング技術を用いて、セールスやマーケティングを支援する事業にシフトしていきます。そこで、データ加工・活用などのプロジェクトに携わり、PMとしてベンダーコントロールや全体のプロジェクトコントロールなどを経験しました。

ーエンジニアとしてキャリアをスタートし、プロジェクトマネージャーとして幅広く経験を積んできたのですね。その会社から弥生に転職したのですか?

そうですね。というのも、前職の会社が2021年3月に解散することになったんです。その話は前もって知らされ、転職活動の期間もしっかりとあったので、エージェントを通していろいろな企業を検討しはじめました。候補の中に弥生があったのですが、興味を持つきっかけになったのが、私の妻が弥生の製品を使ったことがあると聞いたことです。前職はBtoB事業でしたので、生のユーザーに出会うことがなかったのですが、身近にユーザーがいる事業に携わるのはやりがいがありそうだと感じたんです。
 
また弥生はコロナ禍以降、リモートワークにも柔軟に対応し、今後も継続して多様な働き方を受け入れていくという姿勢を持っていました。私はフレキシブルに働きたいという思いをずっと持っており、そういった「変化」に対して前向きな点に魅力を感じ、弥生への転職を決めました。

チームとして仕事をやり終えたときにやりがいを感じる

ー弥生に入社してからの印象はどうですか?
面接時から「人を大切にする会社」だというのは感じていました。「人のいいところを見る」意識が、面接をしていただいた社員から伝わってきたんです。そうした意識が、社内にも浸透していて、入社後のギャップはありませんでしたね。

ーどのようなときに「人を大切にする会社」だと感じますか?
 例えば、家庭都合などで急に休まなければいけなくなったときも、「どうすれば仕事を問題なく進行できるか」という話にすぐシフトします。また、トラブルがあったときも特定の個人のせいにするのではなく、チームとしてどう対応していくかといった姿勢がすごく感じられるんです。

このように、積極的にコミュニケーションを取りながら、仕事を進めていこうという雰囲気があるので、入社してから馴染むのにも苦労はしませんでした。

ー現在携わっている仕事でやりがいを感じるのはどういうときですか?
 
メンバー全員で協力して取り組み、開発してきたサービスを無事にリリースできたときが一番やりがいを感じますね。それに加え、メンバー一人ひとりが“やりきった”という感覚を抱いてもらえるとベストですね。そうした状態になるように、私もコミュニケーションを意識していますし、気持ちよく周りの人が働いてもらえるようにどうすればいいかは常に考えています。
 
一方で、前職までと違い、弥生はサービスの種類も多く、それぞれの規模も大きいため、チームを横断するプロジェクトのマネジメントには難しさを感じることもあります。これまでは、小さい規模でのPMでしたし、システムについても比較的細かいところまで理解していたので、何かトラブルがあったときは自分で調べて自分で解決する、といったこともありました。しかし、弥生の場合は規模が大きいため、PMをやりながらすべてのシステムの細かい部分まで把握することはかなり難しいです。

弥生に入って変わったPMとしての意識

ーどのように対応しているのですか?
 
そのシステムの開発を担当しているエンジニアを巻き込んだり、あるいは複数のチームの関係者に声を掛けて対応方法を模索する必要があります。ですので、同じPMという役割でも、少し感覚が変わってきていると感じています。自分がわからないこともあるという前提で、他のメンバーと連携を取りながら最適な対応方法を模索していく。こうした頭の使い方に切り替えようと、弥生に入社してからは強く意識するようになりました。
 
正直なところ、今でもついつい「自分で調べて、自分で解決したい」という考えを持ってしまうときもあります。しかし、弥生では頼りになるメンバーがたくさんいますし、オープンにコミュニケーションをする風土もあります。ですので、「自分だけで解決したい」という考えを抑えて、チームで動くように意識をシフトチェンジするようにしています。
 
ー人事リーダーとしての取り組みについてはどう感じていますか?
 
プロジェクトでは直接関わることが少ないメンバーの成長をサポートするのが、所属部門の人事リーダーの役割となっています。1on1などを通じて相手の話を聞く中で、どうすればメンバーが働きやすくなるか、パフォーマンスを最大限発揮できるかといった思考が深まるので、自分にとってもすごくためになっていますね。
 
これから新しく入社する方も、人事リーダーが成長をサポートしてくれます。自分の仕事をふりかえり、内省する機会にとても恵まれているのも、弥生の特徴の1つですね。

基幹システムをリプレイスしもっと働きやすくなるように


ー今後はどのような仕事に挑戦していきたいですか?
 
今、弥生全体で使っている基幹システムをリプレイスするプロジェクトを進めています。弥生は歴史が長い分、要所要所でリプレイスが必要になってきているところがあるんです。
 
今は、優先順位を決めて少しずつリプレイスを進めているところです。ハードルが高い部分もあるため、数年規模の計画となっていますが、常に最新の状態で運用できるようにしたいですね。
 
ー数年となると、かなり大掛かりな挑戦ですね。
 
時間をかけてでも結果的にその後の開発が楽になるような構成にできるはずです。システム開発も、常に変化に適応できる必要があります。基盤となるシステムを今よりもさらに健全な状態にし、より開発がしやすくなるようにしていきたい。これに関しても、1人では絶対にできませんので、全体としてどうあるべきか、さまざまな人と議論しながら進めていきたいと考えています。
 
ー「変化への適応」というワードが中島さんの中でもキーになっていそうですね。
 
まさに、そうですね。働き方もそうですし、システム開発に関しても常に変化に適応できているか、というのは自分の中でもすごく大切にしているところです。弥生を選んだのも、変化に対する前向きな姿勢に惹かれたから。今度は自分が変化を生み出せるように、がんばっていきたいですね。

当事者意識を持ち前に進もうとする人が活躍する会社

ー最後に、どのような人が弥生で活躍できるか教えてください。
 
私は採用面接も担当することがあるのですが、一番気にして見ているのは、相互にコミュニケーションを取って、仕事を進められる人かどうかです。繰り返しになりますが、弥生での仕事は1人で完結する仕事はほとんどありません。チームとして取り組み、チームとして成果を出す仕事ばかりです。
 
必然的に、メンバーとのコミュニケーションは多くなりますから、関係性を構築し、お互いが気持ちよく仕事できるよう考えていく必要があります。特に、PMであれば、なおさらそうした姿勢やスキルは必要だと思います。逆に言えば、周りと協力しながら、チームとして成果を出したいという人は、きっと弥生で活躍できるはずです。
 
それから、何事も当事者意識を持って能動的に動ける人も活躍できると思います。弥生では、能動性が求められる場面が多く、「誰かがやってくれるだろう」という姿勢だと、なかなか活躍する機会に恵まれないかもしれません。
 
弥生は前に進もうとする人を受け入れる社風があるので、「こうしたい」という考えを持って、どんどん挑戦したい人はぜひ弥生に入ってほしいですね。弥生をもっともっと成長させられるように、共に仕事できる日を楽しみにしています。

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