【会計事務所に読んでほしい】弥生のパートナー制度を紹介します
こんにちは!note編集部です。今日は弥生が大切にしている会計事務所とのパートナー制度についてお話したいと思います。
パートナー制度といえば、セールスパートナーを思い浮かべる方もいらっしゃるかもしれませんが、弥生のパートナー制度は、全国の会計事務所と弥生が協力してスモールビジネスを支えるためのものです。
この記事では、弥生と会計事務所の関係とパートナー制度について説明し、制度のメリットや最新のイベント情報もお届けします。弥生がこのパートナー制度で何を大切にしているかについても、思いを綴りましたので、ぜひ最後までお付き合いください☺
弥生と会計事務所
弥生はこれまで、中小企業、個人事業主、そして起業家をお客さまとし、事業のバックオフィスの支援を中心に行ってきました。
弥生のカスタマーセンターでは、弥生製品のサポートに加えて、仕訳相談などお客さまの業務もサポートしています。ですが、税理士法の定める独占業務の規定により、専門的な税務のご相談は受けることができません。
そんなとき、お客さまのもっとも身近なプロフェッショナルが、会計事務所の税理士、会計士の先生なのではないかと思います。
弥生と会計事務所は、提供サービス・領域は異なりますが「中小企業、個人事業主、そして起業家を支える」という同じ使命を持っています。だからこそ、同じ志を持つ「パートナー」と思っているのです。
パートナープログラム「弥生PAP」
そんな弥生と会計事務所が、両社共通のお客さまに対する支援のあり方を考え、実行していくパートナープログラムが「弥生PAP」*です。
*弥生PAP(Professional Advisor Program)
このパートナープログラムでは、会計事務所のみなさまがスモールビジネスの事業を成長させ、そのことにより、事務所自体の価値を高めてもらえるよう、会計事務所の活動をサポートしています。
具体的には、以下の4つの軸で会計事務所を支援しています。
1.業務効率化を徹底支援します
近年の日本では、少子高齢化、人口減少が進み、あらゆる業界や業種で人手不足が深刻化しています。会計事務所・税理士業界も同じく大きな問題となっており、業務効率化は喫緊の課題です。
そこで弥生では、会計事務所および顧問先での業務効率化を支援するための製品・サービスを提供しています。その中で今回はおすすめを2つご紹介します。
・弥生の全プロダクトを提供!
これが一番の魅力といっても過言ではないと思います…!
弥生はスモールビジネスが負担にならない低価格で製品・サービス提供していますが、それでも個別にすべて購入/契約しようとすると、何十万という金額はかかってきます。しかし弥生PAP会員では年会費のみで全てのプロダクトをご利用いただけるのです。
弥生の全プロダクトを使えるので、顧問先の弥生製品のデータは、データコンバートなど一切なしでご確認いただけます。さらにPAP会員のみに提供している高機能のパートナー版製品「弥生会計AE」では、クラウドの「弥生会計 オンライン」のデータもオンプレで確認できる点が大好評です!
弥生ドライブという無料のクラウドのストレージサービスも使えるので、USBやメールでデータを受け渡しする必要も一切ありません。
・記帳代行業務を自動化するサービスを提供します
スモールビジネスでは、経理担当という役職がなく、記帳作業そのものを会計事務所に委託している方もいます。
一方で、スタッフが代理で記帳できるような十分なリソースを持つ事務所は多くありません。
そこでお役立ていただけるのが、弥生の記帳代行支援サービスです。このサービスを使うことで、記帳代行業務の工数・ミスを減らし、重要業務にかける時間を増やすことができます!
会計事務所側では、スキャナーを使って領収書や通帳コピー、請求書、クレジットカード明細などを電子化し、弥生のサーバーへとアップロード。(インターネットバンキングなどの電子データももちろん対応)
通常であれば翌日(1営業日)に仕訳データ化が完了。会計事務所では仕訳データをチェックするだけです!
需要は多いけれど工数のかかる記帳代行業務を効率化することで、より時間を割きたい顧問先に寄り添った経営支援に集中できるようにします。
2.顧問先拡大のお手伝いをします
顧問先拡大は会計事務所にとって大きなテーマの一つですが、実際に日々の業務を行いながら、新たな顧問先を獲得するのは大変です。そこで全国280万以上の弥生ユーザーから、起業や資金調達などの課題を抱え、会計事務所の支援を求める事業者と弥生PAP会員との接点をつくります。
問い合わせをいただいた事業者には、弥生が電話やメールで直接お話を聞き、ご要望に沿った弥生PAP会員をご紹介しています。
こちら事業者からもとても好評をいただいているサービスなんです。直近のアンケートでは以下のような嬉しいコメントをいただいています。
紹介を受けてくださった会計事務所のご対応が素晴らしいからこそ、このように嬉しいお言葉をいただけたのだと思います。本当にありがとうございます。
3.より選ばれる会計事務所へ。スキルアップを支援します
業務効率化にとどまらず、会計事務所の提供サービスの価値を向上させるための支援も行っています。
選ばれる会計事務所には、その事務所にしかない強みがあるのではないかと思います。そういった会計業務のサポートだけでない付加価値がある会計事務所になるためのスキルアップをお手伝いします。
具体的には、さまざまなセミナー開催・コンテンツ提供しているのですが、とくに最近注目を集めているのは、「M&A⽀援スキルアップセミナー」です。
「2025年問題」として、この先の中小企業の後継者不足や廃業増加が大きな問題になることが懸念されています。そのため、今後は事業承継の需要が高まります。そのため、このセミナーを活用してM&Aサービス領域も担う準備をしている会計事務所さまが増えています。
4.業務効率化・法令・そして弥生に関する最新の情報をお届けします
2017年に「弥生NEXT」という会報誌を創刊しました。
コンセプトは「次代の業務効率化を提案する、弥生PAP会員のための情報メディア」。現在は、年に3回刊行しています。
気軽に手に取って頂ける文量で、読んで役に立った、面白かったと言っていただけることを目指して、営業自らが手を動かして作っている会報誌なんです。その時期に合わせた欲しい情報を反映していますので、ぜひお役に立ててほしいです。
その他、弥生の今、そして今後の方向性を共有するための場として年に2回開催している「弥生PAPカンファレンス」があります。
5月26日からは「弥生PAPカンファレンス 2023 春」が始まっています!
テーマは電帳法とインボイス対応。各担当者より実際の電帳法/インボイス制度対応ソリューションのご紹介や、各顧問先別の業務フローに沿った製品デモンストレーションを行います。
カンファレンスを弥生の社長と直接対話できる機会として、楽しみにしてくださっている会計事務所の先生もいます。前山自身も税理士で公認会計士です。だからこそ、会計事務所の皆さまの日々感じる課題に寄り添える部分もあると自負しておりますので、ぜひお話ししていただけると嬉しいです。
弥生と会計事務所のこれから
「弥生PAP」の会員数は、12,000事務所を突破しています(2023年6月現在)。
大変ありがたいことに多くの会計事務所が弥生のパートナーになっていただきました。ただ、この数字を増やすことが目的だとは思っていません。
会計事務所の皆さまと弥生がパートナーとして価値観を共有することが大切だと思っています。
だからこそ弥生PAPカンファレンスのように、弥生が何を考え、何を実現しようとしているかをお伝えする場を大切にしています。
これからも弥生は、会計事務所の皆さまとのパートナーシップをより強化し、スモールビジネスの発展に寄与していきたいと思います。
このnoteでも弥生PAPカンファレンスの様子など、会計事務所との取り組みを今後お届けしていく予定ですので、ぜひフォローもよろしくお願いします!
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弥生PAPについてもっと詳しく知りたい会計事務所の方は、個別相談形式の説明会も開催中ですのでぜひお問い合わせください!