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かわいい自社Tシャツが欲しすぎて作った話(すごくかわいい!)

弥生公式note編集部 兼 PRチームの庄村です。
突然ですが、皆さまが所属する企業・団体・チームにオリジナルアパレルってありますか?
 
IT企業だと浸透しているコーポレートアパレル。それこそ同業のfreeeさんのアパレルが本当におしゃれで羨ましく思っていました。
「いつか弥生にもあんなおしゃれなアパレルができたらいいのになあ」と思いつつ、もはやリモートの方が前提になってオフラインイベントが減った弥生では、待てど暮らせどTシャツが作られる気配はありません。
 
「だったらもう作ってみるか~」と考え、いろいろな方にご相談しつつ、新・弥生Tシャツを作成しました!
指を咥えて待っている時代は古い!これからはなんでも言い出してみる時代ですね!
(といいつつ、ちょうど「コーポレートTシャツが欲しい時期でもあるよね~」という話題が上がったことも実際の製作にこぎつけられた一因です。やっぱりそういう時の運も大事!)

👕デザインの前に、用途と目的を考える


こうして「新・弥生Tシャツ」と銘打ったプロジェクトがスタートしました。「おしゃれでかわいいTシャツが欲しい!」と喧伝して回った結果、弥生Nextなどのプロダクトデザインにも関わるデザイナー、横山さんにも協力いただけることが決定し、なんだかとっても幸先がいい感じ!

実際のデザイン打ち合わせに入る前に、まずは「どこで/なんのために使うアイテムなのか」を整理して決定します。用途がなければデザインの方向性も固まりませんしね。
 
まずは最近開発本部を中心に増えているセミナーやもくテクなどの「外部登壇」、続いて社員総会のような「社内登壇」、そして将来的にいろいろとある(はず!)「展示会」の3つに定めました。
ここで第一のコンセプト「弥生という「会社」として着用するものであり、ファンアイテムではない」ができあがります。
 
続いて上記のシーンに基づいて必要な要素を洗い出していきます。
ところで、実は弥生にはもともとオフィシャルTシャツがなかったわけではありません。当時弥生のオフィシャルTシャツとして扱われていたのはこちら。

これもかわいいんですが、実はこれ、正確には「弥生のコーポレートTシャツ」ではなく「弥生×Misocaの経理の日Tシャツ」でした。

※弥生では、3月31日を「経理の日」と定めています。このTシャツはイベントを盛り上げるために作ったようです。

https://www.yayoi-kk.co.jp/keirinohi/2022/

そのためデザインもMisocaロゴ、弥生ロゴ、「経理の日(3月31日)」から取った「331」の3つの要素でできており……、「弥生のコーポレートTシャツか?」と言われるとなんだかきわどいライン。
 
登壇後や展示会などで大事なのは「あの人、弥生の人だな」とわかること。そう考えるとこの経理のTシャツはちょっとわかりづらいです。
というわけで、第二のコンセプトは「どこの会社かわかること」としました。
 
ちなみにこちらの旧Tシャツは、新・弥生Tシャツ作成に合わせて全社員に配りまくりました。各拠点と地方で働くメンバーからの熱いラブコールにお答えして全国津々浦々にお届けしながら、このTシャツがみんなに愛されていたことを噛みしめます。新・弥生Tシャツもそうあってほしい……!
ちなみに今はそれぞれの家庭でパジャマになっていたり、リモートワーク時の準ユニフォームになっていたりするようです。自室のエアコン工事をしてくれた作業員さんに向けて無言の弥生アピールをした人もいるとかいないとか。

👕デザインを検討する!


こうしてついにデザイナーさんとの打ち合わせに入ります。
「弥生という「会社」として着用するものであり、ファンアイテムではない」
「どこの会社かわかること」
という2つのコンセプトをもとに、そのほか細かなルールを決定します。
 決まったのがこちら。

  • おしゃれすぎてどこの会社かわからないものはNG

  • ロゴマーク、ロゴタイプの使用は必須ではない

  • 弥生のブランドイメージに寄り添ったデザインに
     └弥生シリーズの「かんたん・あんしん・たよれる」を大切に
      サイバーパンクなどの極端にかけ離れたデザインはNG

ということで、ここからはデザイナーさんにお任せ。うきうきとデザインラフを待ちます。
そして出来上がったのが……!!

かわいい~~~~~~~~~~~~~!
余談ですがこれらの全7種がだいたい1週間で出てきたことにまず驚きを隠せませんでした。

■ デザイナー/横山さんからのコメント🍅
イベントなどでの着用を想定されているということで、基本的にはやはり「弥生株式会社」と一目でわかるというのを大事にしました!大きい会場で遠目から見た時や、オンラインミーティングなどの画面上でもハッキリ視認できる、サイズやコントラストを持たせることは結構意識したところです。また、少し新しい風もほしい感じだったので、ライジングアローをベースにしつつ、ちょっとひねったデザインも用意させていただきました。

どれもいい意味で今までの弥生のイメージを覆すようなスタイリッシュなデザインですが、第一弾として出せるのは1枚だけ……。
印刷可能範囲や、ぱっと見のわかりやすさから、最終的にシンプルな弥生ロゴの矢印↗(ライジングアロー)のデザインに決定しました。

これなら遠くから見ても弥生のメンバーだとわかります!
シンプルで遊びすぎず固すぎない中立的なデザインに仕上がりました。

👕色を検討する!


デザインが決まったところで、次は色の選択。
伝統的にコーポレート・カラーである「弥生ブルー」に近い鮮やかなブルー、そしてオーソドックスなブラックがピックアップされてきましたが、ここできわめて個人的な悩みが出てきます。

※素人です

せっかく作るなら、社員みんなに楽しんで着こなしてほしい!
そう思えばそう思うほど、なまじ齧ったばかりに気になってしまうパーソナルカラー理論。
といってもコーポレートカラーが青である以上、イエローベースさんたちに寄り添ったカラー展開はなかなか難しいです。
 
印刷所さんのTシャツカラーサンプルとにらめっこしつつ、イエベさんに「実際どの辺なら着れる……?」とヒアリングして、最終的に3色展開での展開となりました!

思い切って、真っ青な「弥生ブルー」は廃止。重くなってしまうブラックはメトロブルー(ネイビー)に変更しました。
万人に着やすいホワイトも追加して、弥生らしい「ブルー」系カラーを中心にできるかぎり範囲を広げてみました!(※みんなパーソナルカラー理論については無資格なので「気がする」程度にとどめていただけると幸いです)
ホワイトの矢印もブラックではなくネイビーにしてもらうことで、単調になりすぎず、弥生が大切にしたい「寄り添い」の姿勢や軽やかな感じが出たのではないかと思います。
 
プロジェクトメンバーは女子3人だったので、「女三人寄ればかしましい」を体現するように「くすみカラーとか欲しくない?」などなど好き勝手意見を出していたのですが、なんやかんやでまとまりの良い3色に収まりました。(承認に向けた会議の時、ぽかんとしていた男性陣の顔がちょっと忘れられない)

※パーソナルカラーとは……
「第三者から見て似合う色」のこと。(中略)4つの色のグループに「春」「夏」「秋」「冬」というニックネームをつけて、もっとも似合う色のグループがどのシーズンか診断するスタイルが広く知られています。 

NPO法人日本パーソナルカラー協会より https://www.p-color.jp/about/

👕できた!!


そんなこんなでこだわりの詰まった「新・弥生Tシャツ」ができました。
しれっと従来のS/M/L/XLサイズに加え、レディースサイズも追加しています。あらためてやりたい放題ですが、自由にやらせてくださった会社には感謝しかありません。

Tシャツに向けた反応も上々で、うれしい限りです!!


👕弥生オフィシャルTシャツのこれから


こうして生み出された「新・弥生Tシャツ」は、当初の目的の通り外部登壇やカンファレンスの場で着用されています。社員からは「日常的に着たい」「ご家族にプレゼントしたい」という声もあり、愛着を持てるアパレルとして順調な滑り出しができたのではないかと思います。
 
第一弾として配布はビジネス用途に限定しているのですが、「Tシャツほしいし、登壇に挑戦してみようかな~」という外部に出るきっかけにもなったらうれしく思います。
 
今後はよりファンアイテムに近いアパレルも作りたいなと思っています。個人としては、ユーザーさんにも何らかの形でお渡しできたらな~という野望もありますので、ぜひご期待ください!
 

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