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成功の鍵は地味で地道な努力!?SEOでNo.1になる方法【社員インタビュー】

マーケティングでは、オーガニックでのリードを取ることが究極だと言われています。

弥生のコンテンツマーケティングチームでは、検索エンジンの検索結果で弥生サイトを上位に表示させるため、ウェブサイトの改善とコンテンツ開発に取り組んでいます。その結果、自社の戦略カテゴリーで競合を抑え、No.1の順位を獲得することができました。

今回は、チームの矢後さんと沢目さんに、詳細な取り組みや成功のポイントについて、お話を聞きました!SEOに興味がある方、また部門間にまたがるプロジェクトをしている方に読んでほしい記事です。ぜひご一読ください!


自己紹介とチームでの役割について

ーまず矢後さん・沢目さんについてご自己紹介をお願いします!

沢目さん:ウェブコンテンツの制作進行をはじめ、サイト運営や案件管理など、ウェブマスターのような役割を担っています。コンバージョンを改善していくような活動やSEOに関する取り組みを含め、弥生サイト全般の更新に広く携わっています。

以前はウェブ制作会社や事業会社の制作部門に在籍していました。デザイン~コーディングなどの制作業務、コンテンツ企画やサイト構築、リニューアルのディレクション、CMS導入など幅広く経験をしてきています。弥生には、2023年4月に入社をしました。

いつもとても頼りになる沢目さん

ーありがとうございます!では、続いて、矢後さんお願いします。

矢後さん:弥生のウェブサイト全体のSEOとコンテンツマーケティングの責任者をしています。経歴は、SEOやウェブマーケティング歴は13年で、今年で14年目になります。前職は、医療、介護、ヘルスケア領域などでサービスを提供している会社でSEOとコンテンツマーケティングの責任者をしていました。

―責任者ということですが、具体的にはどんなことをご担当されているのでしょうか?

矢後さん:全体のマーケティング方針を決めています。私の入社時からの使命が、「ファインダビリティスコアで競合を抜き圧倒的No.1になること」で、そのための活動をしています。

富士登山のときのお写真をお借りしました!

―入社時からすごい使命を背負っていたのですね…!

圧倒的No.3から圧倒的No.1へ!


―ファインダビリティスコアとは、“対象キーワード群の検索順位状況をスコア化し、SEO観点でのウェブサイト全体の「ファインダビリティ=見つけやすさ」”を表す指標ですね。
入社当時は、競合他社にビハインドしている状況だったのでしょうか?

矢後さん:そうですね、弥生自体も元々コンテンツマーケティングは力を入れてはいたのですが、ベンチマークしている企業さんのSEOがとても優れていました。それと比較すると、弥生は「普通」だったという評価になると思います。メンバーからは圧倒的No.3と揶揄されることもありました(笑)

―そんな中、弥生のコンテンツマーケティングがSEOでどんな成果を達成したのでしょうか?

矢後さん:施策開始から9か月で、すべての分野で競合を抑え、全領域でSEO検索順位がNo.1になることができました。また、SEOの順位が大幅にアップしたことで、流入数やCV数も増加し、領域によっては、10倍以上跳ね上がりました。

―ベンチマークの企業さんがとっても優れたSEO対策をされているというお話しだったので、そんなあっさりとNo.1になったと言われてびっくりしています。(笑)

矢後さん:そうですね(笑) 弥生は、私が入社した時には、すでにかなり伸びしろがあった状態だったんです。ただポテンシャルは高いけど、向かう方向性に迷ってたみたいな。

「会計ソフト」のワードで1位復活時の社内チャット

―結果を出すために、どういった点にフォーカスして改善してきたんでしょうか?

矢後さん:最も重視したポイントは弥生のドメイン力を最大限に引き出すことです。SEOは実はスパム的な手法もある中で、当たり前ですが、弥生は正攻法で、地味に地道に改善を重ねてきました。具体的には、大きく4つの対策をしましたね。

1.テクニカルな内部改善
2.マイナス評価の解消
3.ウェブサイトの大型リニューアル
4.リカバリー施策の実施

―テクニカルな内部改善やマイナス評価の解消とは具体的にどういったものなのでしょうか?

沢目さん:内部改善の一例ですが、例えば、ソースコードをGoogleが読みやすいように、伝わりやすいように改善しました。

矢後さん:マイナス評価されるものは、Googleが公式に発表しています。なので、一つ一つ照らし合わせて、準拠していないものは改善していきました。さらに、ウェブサイトの大型リニューアルを行ったことは大きかったと思います。

―ウェブサイトの大型リニューアルも行ったのですね。

沢目さん:2023年6月、ウェブサイトリニューアルが完了しました。そのリニューアルによってサイト構造が整理整頓されたことは大きかったと思います。長い歴史のある弥生のサイトなので、コンテンツ自体がいろんなところに散在しているという課題がありました。ドメイン全体の観点で見たときに、情報がどこにあるのか分からないとか、どのユーザーに伝わるのか分からないようなところを、解消しました。

社内資料より。ウェブサイトリニューアルで、4~6月に2,064のページを公開した

―ウェブリニューアル後、ファインダビリティスコアも大きく伸びたのですか?

矢後さん:そうですね、それも一つの要因です。そして、もう一つの大きな転機は2023年3月のリカバリー施策です。詳しくは話せないのですが、重複ページのURLの転送処理などを行いました。これは実は「ハイリスク・ハイリターン」の施策で、システムも関与するので、他部署を巻き込みながらの進行となりました。

他部門も巻き込む、情熱と覚悟のチャレンジ


―ハイリターンは嬉しいですが、ハイリスクは心配です。どんなリスクがあったのでしょうか?

矢後さん:開発本部からは障害が起こる可能性の懸念なども提示され、施策実行に対して、当初はYESとは言ってもらえなかったです。開発本部の方の懸念も十分に理解できました。障害が起きればお客さまに多大なご迷惑をお掛けすることになります。それを、はいそうですか、いいですよ、とはならないと思います。

―では、どのように他部門を巻き込んで、施策実行まで至ったのでしょうか?

矢後さん:今、それをやらないと圧倒的No.1になれないということ、短期間で大きな成果を出す必要があることを覚悟を持ってお話ししました。あとは、これまでずっとSEO領域での業務を担当していますが、過去の経験上は障害発生していないこともお伝えしました。

―それが他部門のメンバーにも伝わったんですね。

矢後さん:リスクがあるからずっと後回しにするのではなく、今それをやる必要性があるんだということを理解いただきました。あとは、私たちのNo.1にかける情熱と心意気が伝わったのだと思います!(笑)結果的に通常の3倍くらいのスピード感でやっていただき、本当に感謝していますし、「チーム弥生」に感動しましたね。

―沢目さんの所属するウェブ制作チームとのコミュニケーションや調整はどうでしたか?

矢後さん:びっくりするくらい協力的です。以前の職場では、「やりたい」と伝えても、効果あるの?というようなことを言われて、実現までなかなかたどり着けないこともありました。そんな中、弥生のウェブチームから否定的な言葉を言われたことは、本当になくて。しかもスピードも他社の数倍くらいに感じてます。

沢目さん:数倍かどうかはちょっと…矢後さんの主観もあるかもしれませんが…(笑)SEOが重要であるということはもちろんチームで認識しているので、できる限り協力する体制でした。

ウェブチーム自体が、これまでも広くいろんな部署と直接コミュニケーションを取りながら仕事を進めてきました。まずは話をしっかり聞いて、難しい案件でもどうやったらできるか考える、という風土になっていますね。そもそもできませんみたいな発想自体出てこないんじゃないのかな?いや、本当に無理なものは無理って言うと思うんですけど(笑)

質の高いコンテンツで事業者の役に立ち続ける


―ちなみにSEOの領域では、コンテンツの中身も重要なのでしょうか?

矢後さん:はい、コンテンツ自体もとても重要です。2016年に、医療コンテンツの著作権侵害や不正確な情報発信等の問題が発生した後、実はGoogleは日本独自のアルゴリズムを入れて質の悪いコンテンツを排除するようになりました。今では、専門家の監修したちゃんとした記事じゃないと検索上位に上がらないので、記事の質はとても重要です。

―では、弥生も個人事業主やバックオフィス担当者向けに、本当にお役に立つ質の高い情報を発信し続けているわけですね!記事はどのように企画しているのですか?

矢後さん:コンテンツ担当メンバーが経験豊富で業界知識もあるので、知見を活かして企画してもらっています。またサポートいただいているパートナーさんのスキルレベルが非常に高かったので助けられました。
それに対して、私は領域を広げるように意識していきました。例えば、確定申告テーマなどはかなり充実していたので、給与やインボイスなど個人事業主やバックオフィス担当の方に注目されるワードを広げていきました。

―領域を広げたとのことで、記事数も増えたのでしょうか?

矢後さん:はい、私が入社したとき、記事数は約700くらいでしたが、今では、その2.5倍はあると思いますね。

インボイス制度のお役立ち情報だけで100記事も

―700記事でも相当多いと思いましたが、今では、2000記事に迫る勢いということでしょうか?!

矢後さん:そうですね。さらにクオリティを担保し続けなければいけないので、記事は毎年更新できるよう努力しています。

―そうなんですね…!!でも、だからこそ、なにかお困りごとがあって検索したとき、いつも正しくお役に立つ情報を提供し続けることができるのですね。
今後取り組むべき重要な課題を教えてください

矢後さん:記事が一気に増えたことにより、品質の担保はやはり大変です。今後は、量を増やすよりも記事の質を高める方に注力していきます。また、お役立ち情報から、弥生の認知だったり信頼を高めてもらって、実際の製品の登録までしてもらいたいですね。そのために、現在もさまざまな施策を行っています。

―最後に、すごくいいチームワークでこの成果を出されたと思うのですが、チームの役割で意識していることなどあれば教えてください。

沢目さん:時間の限りはありますが、基本的にしっかり皆さんのお話を聞こうという姿勢でいます。リモートワーク中心なので、なかなか対面機会がない状況でも、コミュニケーション濃度が高くなるように、積極的に会話をするようにしていますね。

矢後さん:弥生のコンテンツマーケティングチームは、ポテンシャルの高い人がたくさんいます。マネージャーとしては、それをいかに生かすかを重要視しています。あとは、メンバーに楽しく働いてもらうことも大切にしていることです。

―そうしたお二人の姿勢が、大きな成果につながったのですね。お二人とも、ありがとうございました。


編集後記


SEOで成果を上げたコンテンツチーム及び協力メンバーは2023年度の社内表彰されています。いくつかの賞体系がある中で、この取り組みは「弥生のVALUEを体現し、実績を残したとして年間大賞にあたる弥生賞「グランプリ」を受賞しました!

取材を通じて、コツコツと重ねた地道な改善、チームの協力、コンテンツの質の向上など、成功の秘訣を教えてもらいました。特に、他部門との連携やNo.1への情熱、チームワークが成功に不可欠であることが改めてわかりました。

今後も、弥生で成果を上げているチームや縁の下の力持ちを副音声的にお伝えできればと思います。次回もお楽しみに!

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