3か月の新入社員研修が終わったのでレポートしてみる
こんにちは!
弥生株式会社の新卒研修担当です。
2023年新入社員入社式から、約3か月が経過しました。
ついこの間までは上着を手放せませんでしたが、今はすっかり冷房を手放せなくなりましたね。
しかし変化したのは気温だけではありません。弥生では、この3か月間で、新入社員の入社→研修→配属という大きな変化がありました。
今回は、学生の皆さんによくご質問いただく新入社員研修についてのレポートをお届けできればと思います。
目的と構成
今年の新入社員研修の目的と構成は、ざっくりですが下記の通りです。
言い換えると、「新入社員が配属先に入り着実に成長していくための準備をする」ことを目的として、今回の研修は作られました。
それでは、実際にどのような研修を実施してきたのか、月ごとに紹介いたします!
🌸4月編
4月の研修項目はこちら。(※抜粋)
マインドセットやビジネススキル、ビジネスマナーは、おそらく大多数の企業でも実施している研修ではないでしょうか。
弥生でも、業務を行う上で必要になる基礎能力を身につけてもらうため、これらの研修を実施しました。
次に、弥生の組織理解では、主に下記について研修を実施しました。
どの研修も、現場の最前線で活躍している社員の皆さんに講師を担ってもらいました。ちょっとした裏話もありながらの研修だったので、各本部の雰囲気も掴める機会になっていたと思います。
また、実際に製品を操作する研修もあり、ユーザー目線に立って弥生の製品を見る体験もしてもらいました。
最後に、イベントコンテンツ企画では、半期に1度開催される社内イベントで配信するための、自己紹介動画制作を実施しました。
限られた時間の中で、ゼロから同期で話し合い、コンテンツの構成やスケジュール、役割分担、制作に取り組んでもらいました。
コロナ禍のため入社前の関わりがほとんどなく、同期で一つの企画に取り組む経験は今回が初めてなので、最初は距離感も探り探りといった様子でしたが本企画が同期間のチームビルディングのきっかけにもなりました 。
また代表取締役社長の前山さんにも特別出演してもらうなど、新入社員ならではのフレッシュなコンテンツになりました。
🎏5月編
5月は、1か月を通してプログラミング言語のJavaを基礎から実践まで学びました。
「あれ?プログラミング研修はエンジニア職志望の人だけ受ける研修ではないの?」
と疑問に思った方もいるかもしれません。
弥生では、職種関係なく、営業やマーケティング志望の方にもプログラミング研修を受けてもらっています。
というのも、弥生の人材育成は「幅広い知識を持ちながらも、一本深い柱を持ったプロフェッショナル」すなわち「T字型」人材の育成を目指している背景があるためです。
プログラミング初心者の方からすると不安かもしれませんが、基礎から学ぶ構成であり、また開発本部の教育チームによる日報へのコメントや週次報告会の実施、相談事へのアドバイスなど、手厚いバックアップもあるため、最後までやり切ることのできる内容となっています。
さらには、他企業の新入社員との合同研修のため、新入社員同士で交流しながら取り組むという点も特徴の一つです。
6月編
6月の研修項目とその他トピックはこちら。(抜粋)
5月からガラッと変わり、6月はマーケティングの研修期間でした。
こちらもマーケティングに関する内容ですが、先述した通り「T字型人材」育成を目的とする為、エンジニア職志望の方にも受けてもらいます。
はじめに、マーケティングの基礎知識を学び、その後はマーケティング本部による研修を約2週間実施しました。
ワークショップの研修はこちら。
特徴は2点あります。
1点目は、マーケティング本部社員に直接指導、フィードバック、サポートをしてもらう研修であること。
2点目は、実際に弥生が取り組むリアルなトピックをテーマとして取り組んでもらうことでした。
特に1点目については、マーケティング本部の皆さんに、研修準備から実施まで全面的に協力してもらい、新入社員に関わってもらいました。
マーケティングの知識や仕事の進め方のレクチャーはもちろんのこと、配属間際の新入社員の不安や悩みについて相談に乗ってくれたり、他の社員を含めランチに連れて行ってくれたり、職場について赤裸々に話してくれたりと、新入社員に寄り添った研修となりました。
この期間で、配属先の希望を固めた新入社員もいたと聞いています。
最後に、配属面談を実施し、研修を振り返り今後の抱負をプレゼンし、配属発表を迎えました。
配属発表当日まではみなさん緊張していましたが、配属先が決定し、めでたく本配属となりました。
これにて新入社員研修は終了となります。
最後に
以上、2023年新入社員研修のレポートでした。
いかがでしたでしょうか。
弥生の新入社員が、入社後どのように過ごしているのか、少しご理解いただけたのではないかと思います。
記事をお読みいただき、少しでもご興味を持っていただけましたら嬉しいです
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